衣笠山地蔵院(竹寺)

阪急上桂の駅から西へ、上り坂をダラダラ上がって、15分くらい。
もしくは苔寺行きのバスに乗って、終点から南に、3分くらい。(確か階段を上ったかな?)

地蔵院
衣笠山と号する臨済禅宗の寺で、通称、
谷の地蔵又は竹の寺とも呼ばれている。
この地には、もと歌人の衣笠内大臣藤原家良
の山荘があったが、家良の没落後、貞治六年
(一三六七)に、管領の細川頼之が、宗鏡禅師
に深く帰依して当寺を創建した。宗鏡は恩師
夢窓国師を開山に請じて、自らは第二世と
なった。
以後、当寺は、細川家の庇護を受け次々と
伽藍を建立し境内塔頭三院、末寺二十三寺を
数える一大禅刹となったが、応仁の乱により
堂舎は悉く焼失してしまった。

その後、江戸時代の宝永元年(一七〇四)に第十四世古霊和尚によって寺観が整えられた。
現在の本堂(地蔵堂)は、昭和十年(一九三五)に再建したもので、堂内には本尊の
延命安産地蔵菩薩のほか、夢窓国師、宗鏡禅師、細川頼之の木像を安置している。
また、方丈前には、「十六羅漢の庭」と呼ばれる枯山水庭園があり、本堂南には、宗鏡禅師、
細川頼之の墓がある。
京都市

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